賃金と物価のイタチごっこ

◇賃金と物価のイタチごっこ

中央最低賃金審議会による最低賃金の議論が始まりました。

毎年、最低賃金が上がっていきます。
なんでも時給1000円にできるだけ速くにしたいのだそうな。

理由はわかりません・・? でもそうらしいのです。
でも時給が上がれば物価も上がるのは必然で、また物価が上がれば時給もまた上がるのです。

つまりはイタチごっこをしているわけです。

最低賃金の改定は一般企業のサラリーマンや公務員ではなく、対象はパートやアルバイト、派遣などの契約社員の待遇改善を目指しているところにあります。
これより安く働かせるわけにはいきませんから必然的にパートさんの時給が改善されるわけです。

でもそれによって生産コストが上がりますから、時がたてば物価に跳ね返ってきます。
しいては物価の上昇ということになります。

もし最低賃金が上がらなければコンビニで働いている人の賃金は上がらないのでしょうか?
その辺はコンビニのオーナーによるのですが、コンビニの親会社が一律にといえばそれにならわざるを得ないのではないでしょうか。
そうなるといつまでたっても同じ賃金で働かなければならなくなってきます。

私たち日本の台所を見てみますと、スーパーで買うほとんどのものが中国産なのはご存じだと思います。
中国での最低賃金は時給22元とすると約352円ということになります。
間違いでは・・?と思ってしまうほど安いのです。
この給料で生産されたものが日本に入ってくるのですから、国内生産のものがスーパーに並ばないのは理解できるでしょう。

ご存じのように公務員給与は日本大手企業の賃金上昇を見て人事院が判断します。
ですから自分たちの給料を上げるには民間企業の給料を上げなければならないわけです。

そんなこんなでイタチごっこを繰り返していくのだと考えます。

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