パン屋さんを始めたいとお考えの方へ ーその2

パン屋さんを始めたいとお考えの方へ ーその2

◇材料の仕入れの問題

パン屋さんを開業するためにはパンを作るのに必要な原材料を仕入れなければなりません。

街のスーパーで材料を購入していたのでは飲食店さんならともかく、パン屋さんではやっていけません。他店と比べ同じ材料なら安く仕入れなければならないからです。

材料の仕入れ値は商品の売値に直結し、それがおおもとになるからです。

例えば小麦粉です。
パン屋さんでは小麦粉は1キロ袋でなく、1袋25キロのものを仕入れます。

これが銘柄Aとして4000円と3700円だとします。
例えば食パン1斤を考えた場合、小麦粉は250~280gを必要とします。

250gで考えた場合、
4000円の方は250x0.16  40円
3700円なら250x0.148   37円

その差はわずか3円ですが
これを例えば1日に25キロ1袋使うとすると300円になります。

小麦粉の他にも砂糖、塩、イースト、脱脂粉乳、油脂など、それぞれの仕入れが他店よりも高かったとしたらどうでしょう。競争に勝つには他の面でそうとう頑張らなければなりませんよね。

ここで大事なのが問屋さんの存在です。
例えば現実として今、世界では新型コロナウイルスが流行しています。
すると必要なマスクや消毒液が姿を消して買うことができません。

これと同じでバターや脱脂粉乳などパンに必要なものはたびたび姿を消すことがあります。

その時力になってくれる問屋さんがいるのといないのとでは大きな違いが出ます。
極端な話、材料が入ってきません。

ですから材料の問屋さんを見つけなければなりません。

今の世の中、インターネットで何でも買えることは買えます。

開店初めでいきなり問屋さんを、といっても大きなところでは相手にしてくれないでしょうからまずはネットで仕入れることになるのでしょうが、常に問屋さんを意識して取引していただけるようにしなければなりません。

ちなみに私がこの商売を始めたのは45年前で、最初の問屋さんからして4社が廃業しました。
そのくらい問屋業界も厳しいのです。

ネットでは送料がかかり、よい問屋さんでは配達無料です。
問屋さんにも力の差があり、小麦粉にしても1次問屋と2次問屋では仕入れ値が違います。
売り上げを伸ばし少しでも大きな問屋さんと繋がれるようにならなければなりません。

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